キッス、ポール・スタンレーとジーン・シモンズどちらががフロントマン?
キッスのフロントマンと言えば、ポール・スタンレー(Vo)を思い浮かべる人が多いのではないかと思うが、以前、ジーン・シモンズ(B)がキッスのフロントマンは自分だとほのめかしたことがあったそうだ。
『Business JT Traveler』(Bjtonline.com)のインタビューでそれを指摘され、「でも、あなたの本の中では、あなたがそうだとある。どちらなんですか?」と問われたスタンレーは、こう答えた。
「フロントマンとは、話をし、グループにアイデンティティーを与え、オーディエンスとコミュニケーションを取る人物だ。ステージでそれをするのは1人しかいない。それがフロントマンの定義であれば、(自分がフロントマンであることに)議論の余地はない。それ以外でフロントマンを解釈するならば…、メディアでのことを言うなら、ああそうだ、違ってくる」
確かに、海外のメディアでは“キッスのフロントマン、ジーン・シモンズ”と表されることも多い。
スタンレーはまた、キッスのフロントマンは自分だと記したその自伝『Face the Music: A Life Exposed』(2014年)について、自分の子供たちがこれを読むことで、「俺がどうやっていまの場所にたどり着いたか、俺の苦悩、人生で大切なことを理解し、彼らがいつも目にしてきたものを再認識して欲しいと考えている」と話した。