ジーン・シモンズ「エンド・オブ・ザ・ロード商標登録、自分には全く関係ない」
キッスに関連する知的財産権を所有・管理する会社Kiss Catalog Ltd.が2月、米国特許商標庁に「The End Of The Road」という標語の登録を申請したが、商標登録好きを公言するジーン・シモンズには珍しく、彼は今回、全く関与していないそうだ。
バンド・メイトのポール・スタンレーが先日、それは彼のアイディアだったと明かしているが、シモンズと相談して決めたわけではなかったらしい。
週末、米ニューヨークで開いた<The Vault Experience>イベントで、「The End Of The Road」の商標登録申請について問われたシモンズは、「俺はあれには全く関係ない。誰がこだわっているのか、わからない。ファンなのか、バンドの誰かなのか。本当のこと言って、俺は何も知らないんだ」と答えた。
スタンレーは最近、「The End Of The Road」を商標登録申請した理由を「すごくいいタイトルだって思ったんだ。そして、これまで誰も使っていないことに驚いた。俺らが使うことになったとき、その日はいつか来ると思うよ…そのとき、自分らがそれを所有していること、俺らのものであることを確かにしておきたかった」と説明していた。
シモンズはいま、この夏のキッスやジーン・シモンズ・バンドの公演を楽しみにしており、現時点で“終わり”のことは念頭にないようだ。