ポール・スタンレー「キッスは俺が抜けても大丈夫」
ポール・スタンレーは、自分が脱退したとしても、キッスはやっていけると考えているそうだ。
スタンレーは10年ほど前にも、「いつか俺なしでバンドがやっていく日が来ると信じてる。俺なしなんて想像できないって言う人もいるが、俺は(想像)できるね。同様の情熱とやる気を持つ奴がいるはずだ」「フットボール・チームと同じ形で生き続けることができるはずだ。素晴らしい選手はいた。が、いつだって別のプレイヤーが現れるものさ」と話し、キッスはメンバーを変えつつ、継続していけばいいとの持論を展開していた。
それは現在も変わらないようだ。スタンレーは、「自分が関与しないって考えはもちろん思い浮かぶ」と、『Billboard』誌の最新インタビューで話した。「キッスが終わりを迎えるかどうかは、わからない。俺らは、すごくアイコニックなものを築きあげた。それはメンバーを超越してのことだと思う。だからマジで、俺は自分がいないところを想像できる。オリジナルの4人じゃなきゃって言われてた時期もあったが、それはすでに50%違う。だから、(また誰かがいなくなっても)乗り越えられるってほうに俺は賭けるよ」
一方、バンド・メイトのジーン・シモンズは昨年、「70になってツアーはやりたくない」と話していた。シモンズは2019年夏に70歳の誕生日を迎える。
スタンレーは現在、「世界ツアーを予定している」が、それがあと何回あるかはわからないとも話した。