元キッスのヴィニー・ヴィンセントが、最近、彼の才能を称賛しつつも「もう一緒に何かやりたいとは思わない」と話した元バンド・メイトのジーン・シモンズに対し、愛で応えた。

1月に米アトランタで開かれる＜Kiss Expo＞に出演することが決まったヴィンセントは、Blabbermouth.netにこんなコメントを寄せたそうだ。

「僕は、ジーン・シモンズのことをブラザーのように愛しリスペクトしている。彼とポール・スタンレーとプレイしたことには、楽しい思い出以外なにもない。僕らの関係は非常に特別だった。僕らはものすごく素晴らしいバンドを作り出し、僕らが生み出した魔法は不朽だ。僕は、キッスの名作となった『Creatures Of The Night』『Lick It Up』『Revenge』に収録され、いまでも彼らのライブの要である僕らが一緒に作った作品や曲を誇りに思っている。僕らは不朽のパフォーマンスと曲で、ファンに幸福をもたらした」

ヴィンセントは1月19～20日に開催される＜Atlanta Kiss Expo 2018＞に出演し、サイン、写真撮影、質問に応じる。キッス・ファンと彼がバンドに加入していた時代や音楽に触れ、善意を分かち合いたいそうだ。シモンズとスタンレーに対しては彼らの幸運を祈るのみだという。