ジーン・シモンズ「ヴィニー・ヴィンセントとはプレイしたくない」
キッスのジーン・シモンズは、エース・フレーリー脱退後の1982~1984年バンドに在籍していたギタリスト、ヴィニー・ヴィンセントとはもう一緒に何かしたいとは思えないそうだ。
ヴィンセントが1月に米アトランタで開かれる<Kiss Expo>に出演することが決まり、『The Aquarian Weekly』のインタビューで「また彼と一緒に何かやりたいか?」と問われたシモンズは、こう答えた。
「ノー、ノー。彼はすごく才能のある奴だ。誰だって人生では問題を抱えている。全てを修正するのは無理だ。俺は彼の才能のビッグ・サポーターだ。わかるだろ、神と共にだよ。人生を謳歌し、お幸せに。でも、これ以上俺の人生に暗雲は必要ない。いまは安泰だ。エリックとトミーは俺らとずい分長いこと一緒だし、最高水準でプロフェッショナルだ。全員が一緒にいることに満足している。全員が時間通りに現れる。“犬に宿題を食われた”なんてのはないよ。そういうたわ言はない」
「ドラッグやアルコールなんかを常用していると、ほかの人のせいだってなるんだ。そいつはいつも被害者なんだよ。自分で状況を変えることはなく、俺はそれにウンザリしてるんだ。俺はそういうの容赦しない。俺はそういうルーザーは周りに置いておかない。一般人だってそうだ。もし(音楽とは)別の業界で一緒に仕事する誰かが飲み過ぎるとしたら、さよならだ。いずれにせよ、そういう連中は君のことなんか気にしちゃいないよ。あいつらは自分のやりたいことをやるだけだ」
<Atlanta Kiss Expo 2018>は1月19~20日開催。ヴィニー・ヴィンセントは会場でサイン、写真撮影、質問に応じるそうだ。