【レビュー】KISSが『Aftershock Festival』で見事観客らに元を取らせる... 或いはそれ以上に !
From: Mercedcountytimes.com
金曜日, サクラメントにある Discovery Park(ディスカバリー・パーク) にて開催されていた野外でのロック&メタルフェス『Aftershock Festival』4日間公演での2日目, ヘビメタヘドバン勢や花火, 目を覆いたくなるほどの奇行にでる者, アルカリ金属をも融解するであろう熱気。
他バンドの Danzig や Lamb of God, Gwar, Clutch もパワフルなパフォーマンスでその力を見せつけていたが, この日の真の主役はKISSアーミーの皆のために全力を尽くし, 煌びやかなスタジアム級のライブショーへと仕立て上げたあの伝説的ロッカー集団 KISSに他ならない。
名曲「Gods of Thunder」がまたこの日のロック と パイロテクニクス, 浮遊するプラットフォームにより数十年前から新たな段階へとのし上げ始めていた。
KISSのショーはファンの皆が抱く全ての期待に応えてくれていた。ー ジーン・シモンズは火を噴き, 血を吹き, 例のごとくステージのシーリングライトよりも高く上がった。ポール・スタンレーはその浮かび上がるボーカリストとエネルギッシュな大観衆を見守る。まき散らされる火花はステージを劈き, 煙を纏うリードギターで動き始めるスペースマンことトミー・セイヤー。ドラムを叩くキャットマンことエリック・シンガーは「Black Diamond」が披露される中, 最高な歌声でその夜を彩り, 当然ながら彼も目を惹くソロドラムとともに上空高くまで上昇していった。