トミー・セイヤー「キッスのラスト・ツアー後、僕は何をするかまだ決めていない」
キッスは2021年7月に現行の<End Of The Road>ツアーを終了し、ツアー活動に幕を閉じるが、トミー・セイヤーはその後についてまだ決めていないそうだ。
セイヤーは先月開かれたQ&Aセッションで、こう話したという。「(ツアー後について)最近、インタビューでよく訊かれるけど、僕は本当にわからないんだ。このツアーはあと1年半残ってる。最終公演は2021年7月17日ニューヨークで開く。それが終わったとき、自分が何をするのか、まだ本当にわからない」
「キッスはいなくなるわけじゃない。ツアーをやらなくなるが、キッスの音楽、アイデンティティ、キャラクター、ブランド、マーチャンダイズなんかは継続する。僕は、キッスは何らかの形で続くんじゃないかと思ってる。そうじゃないことのほうが想像できない」
キッスは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2月1日から開催していた北米ツアーの最後の3公演(3月12、14、15日)を延期した。次回は4月24日から南米ツアーを行なう予定だが、こちらも変更が生じる可能性がある。
フロントマンのポール・スタンレーは、現状を真剣に受け止めていない人たちへ向け、再三、注意を喚起している。週末には「これはインフルエンザじゃない。COVID-19を過小評価していた連中は次々それが間違っていたことが証明されている。制御するのに時間がかかればかかるほど、君らへのリスクは高まる。もっと重要なことに、これを制御しようとしている人たちのリスクが」と、火曜日(3月24日)には「ネット上の独学の“専門家”ピエロたちは、このウイルスと同じくらい危険だ」「安全のためにできることをやっている人たちが、アホどものせいで危険にさらされている」とつぶやいた。